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MAZDA Carbon Cycle Journey
- マツダ株式会社

About
MESONは、マツダ株式会社独自のCO₂回収技術「Mazda Mobile Carbon Capture」の仕組みや循環の価値をイベント来場者に直感的に伝えるため、Apple Vision Proを活用した没入型コンテンツ「MAZDA Carbon Cycle Journey」の企画・体験設計・デザイン・開発を行いました。
本コンテンツは、体験者がCO₂の視点となり、排出ガス中のCO₂が回収され、循環へ向かう流れをたどる没入型ブランド体験コンテンツです。
Background
マツダは、Mazda Mobile Carbon Captureを用いて走行中の排出ガスからCO₂を回収し、回収したCO₂を燃料やカーボン素材などに再資源化することで、カーボンネガティブなモビリティの実現を目指しています。
同技術は、排出ガス中のCO₂を回収装置で吸着・貯蔵し、将来的な資源循環へつなげていく構想を含むものです。一方で、車両内部や回収装置内で起きているプロセスや、回収されたCO₂がどのような循環につながり得るのかは、パネル展示や口頭説明だけでは体験者に具体的にイメージしにくい側面があります。
そこでMESONは、マツダが目指す未来像を来場者が自分ごととして捉え、環境技術への関心や理解を深めるきっかけをつくるため、「CO₂の視点で旅をする」という体験シナリオを設計。
見えない技術を知るだけでなく、CO₂の動きや循環の広がりを空間の中でたどることで、マツダの取り組みを身体的に理解できるブランド体験として「MAZDA Carbon Cycle Journey」を企画・制作しました。
Execution
「MAZDA Carbon Cycle Journey」は、体験者がCO₂の視点となり、排出ガス中のCO₂が回収され、循環へ向かう流れをたどる没入型ブランド体験コンテンツです。
体験内では、CO₂排出の問題提起から、Mazda Mobile Carbon Captureの紹介、回収装置内部でCO₂が吸着・貯蔵される様子、さらに回収されたCO₂が社会や資源循環へとつながっていく可能性までを、ひとつの体験シナリオとして構成しています。
Apple Vision Proを活用することで、通常は見ることのできない車両内部や回収装置内の仕組みを空間的に可視化し、来場者がマツダの環境技術を身体的な感覚を伴って理解できる体験を目指しました。
▼体験の特徴
- CO₂の視点から技術の仕組みをたどる没入体験
体験者自身がCO₂の視点となり、排出ガス中のCO₂がどのように回収されていくのかをたどります。技術の仕組みを説明として伝えるだけでなく、体験者をその流れの中に入り込むことで、マツダのCO₂回収技術への理解を促します。
- 車両内部や回収装置内で起きていることを空間的に可視化
Mazda Mobile Carbon Captureに関わる仕組みを、空間表現によって可視化しました。排気経路に設置された回収装置の内部でCO₂が吸着・貯蔵される様子など、平面の図解や映像だけでは伝わりにくいプロセスを立体的に表現しています。
- ミクロな技術からマクロな資源循環へ視点を広げる構成
回収装置内部のミクロな視点から、回収されたCO₂が社会や資源循環へつながっていくマクロな視点へと体験者の視点を段階的に拡げることで、マツダが目指す未来像をCO₂を起点とした循環のストーリーとしてデザインしました。
Results
「MAZDA Carbon Cycle Journey」は、2026年6月5日(金)〜7日(日)に富士スピードウェイで開催された「スーパー耐久シリーズ2026 第3戦 富士24時間レース」にて展示が行われました。
当日は、マツダの環境技術に関心を持つ来場者や、モータースポーツを楽しむファンなどおよそ330名が「MAZDA Carbon Cycle Journey」を体験し、体験者からは、「自分が動いていると錯覚するぐらい、没入感が大きかった」「こうした技術(Mazda Mobile Carbon Capture)で、社会を変えてほしい」といった反応が寄せられました。

Credit
- Producer
- Yuki Kobayashi
- Director
- Yu Shimamoto
- Designer
- Yuji Higashida
- Engineer
- Hiruma Kazuya