Dec. 7, 2021
SAINT RAY
#ProjectARRetail

「SAINT RAY」は、NTTドコモ、小田急電鉄、小田急百貨店が実施したARイベント「SAINT RAY(サン・レイ)~聖なる光『サン・レイ』は、僕らをデジタルヒーリングの世界へイザナう~」で展示されたスマートフォンを使ったARアプリケーションです。自然をモチーフとしたデジタルヒーリングの空間を重ね合わせ、癒しを感じながら魅力的な商品と出会うことができる、新しい購買体験です。
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本プロジェクトは、AR技術が実店舗への集客と購買支援に対してもたらす効果を検証するため、NTTドコモと共に始動しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、インターネットでのモノの購入が伸長しました。そんな中、商業施設は従来型の物販から、店舗に足を運ぶこと自体に楽しさを感じ、店舗に長く滞在してもらえる「体験志向型」店舗へ変革することが求められました。そこで小田急百貨店でのイベントでは、Saint Rayを通じ、XRによってリアルな店舗にデジタルの体験を掛け合わせることで、店舗での滞在時間をより楽しく、快適に過ごしてもらうように店舗体験の設計をしました。

SAINT RAYでは、展示ブースで貸し出されるスマートフォンを用いて、ハルクスポーツで実際に売られている様々なシューズを手軽にデジタル上で試着することができます。体験者の足をスマートフォンのカメラで検知し、ARを駆使して自然な形でデジタルシューズをまとわせるAI画像認識の技術検証と現地での調整を細かく実施しました。また、店舗内の空間には床一面に広がる氷床や様々な色に変わるクリスタルを見られる「氷の惑星」をモチーフにした世界が広がります。空間に広がるデジタルヒーリングの世界で癒やしのひとときをお楽しみいただけます。幻想的な雰囲気に包まれながらリラックスできる体験を実現させる空間認識の技術検証や、世界観を実現させるためのデザイン面にもこだわりました。
2021年12月8日~12月14日の期間で、イベント「SAINT RAY(サン・レイ)~聖なる光『サン・レイ』は、僕らをデジタルヒーリングの世界へイザナう~」が開催されました。デジタルシューズ試着から、「氷の惑星」の世界観を楽しんでもらう点に至るまで、十分にお客様にサービスを満喫してもらい、高い反響を得ました。
Credit
Service Planning, Design and Development: Yuki Kobayashi, Tomoaki Kuroko, Kyoko Hashiguchi, Kazuya Hiruma, Sekine Shiori
Collaboration in Development and 3D Modeling: Yuma Taesu, Kitasenju Design, Tomoanori Kaneko, Shogo Matsubara, Noriyuki Kawabe
Collaboration in Planning: Keita Osada
Source: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000032228.html
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